基礎工事 1日目

いよいよ、今日から基礎工事に入りました。

まずは、掘り方(ほりかた)。

基礎の根入れのために地盤面(通常GL(ジーエル:ground level)といいます。)より掘り下げます。

この時、残土(ざんど:掘った土)が出ます。通常はこれを捨てるために費用がかかります。
今回は、隣の敷地があり、その敷地が少し低めだったので、敷きならしてもらうようにしています。

次に、砕石を敷いた後は、ランマーという機械で、圧力をかけて踏み固めていきます。

その後、土地からの湿気が上がってくるのを防ぐため、防湿シートを敷きます。

その後、捨てコンを打設します。
捨てコンとは、強度を出すためではなく、 住宅の外周部や内周部に墨出しを行い、正確に施工するための補助的工事です。

本日の工事は、ここまでで終了です。
一日で、結構な量の作業を2人の基礎工事屋さんがしていきます。

(夜撮影のため、写りが悪いです。)

今日、私自身は、現場での基礎関係の打ち合わせ(ポーチ柱の基礎・アンカーボルトの設置等)のほか、

・空調設備関係の打ち合わせ
・構造関係(プレカット)の打ち合わせ
・役所関係の打ち合わせ
・構造納まり関係の検討

等をしておりました。

まだまだ、検討する部分が山ほどありますね。。。
あまり使われていないような素材や機能、デザインを求める時、既存の仕組みから逸脱するような部分が多く、なかなか実現が難しい、、、ということを身を以て体験してます。

実際、できてみると、何のことはないような部分だったりするのですが(^^;

最近、毎日が追い立てられるような忙しさです。

・・・がブログはせっかくなので頑張って続けます♪♪
でんホームにとって、とても大切な1棟です。
たくさんの人に見ていただき、参考にしていただければと思います。

明日は、製材所に出向き、構造材のチェックをしてきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^)/

でんホーム鳥飼プロジェクト、はじまります。

本日、鳥飼八幡宮様にお越しいただき、鳥飼プロジェクトの安全と成功を祈って、地鎮祭を執り行いました。

私自身、久しぶりの地鎮祭であり、また今回はでんホーム初めての工事ということもあり、緊張しました。
氏神様に工事の安全と成功、関わる方々の健康をお祈りしてまいりました。

地鎮祭については、いろいろなしきたりや決まりがあります。
通常、お施主様は初めてであることも多いので、戸惑う事も多いです。
いつかまた機会があれば、一般的な事などをお話できればと思いますのでお楽しみに♪

いよいよ、工事が始まっていきます。
本日は、同時に基礎工事前の「遣り方」も行っていますので、そちらの説明を…。

遣り方とは、
建物の水平を出し、建物の配置を正確に出す事です。
工事の初めの作業で、通常は、現場監督か、基礎工事屋さんがします。
とても、地味ですが、大変重要な工事のひとつです。

方法は、
建物の外周部に木杭を打ち、筋違で貫板(ぬきいた)を固定します。
レベルで設計GLから一定の高さのレベルを出し、貫板にチェックしていきます。
建物の配置をチェックします。

(写真の3本脚の機器がレベルです。横方向の板が貫板。斜めの板が筋違。縦の杭が木杭。)

今回は、私も参加して、少しお手伝いました。
実は、この遣り方を最初の木杭打ちから確認したのは初めてでした。
いつも、現場に行くと既にできていたので・・・。
木杭を打つとき、「かけや」というハンマーの形をした道具を使います。
これを使ってみました。。。
重い。そして、正確に打てません。
やはり、現場の職人さんの技術には敵いませんね。。

いよいよ、始まりです。

とても忙しい状況が続いていますが、ますます忙しくなります(^^;)
進捗状況に併せて、こちらのブログでも、さまざまな情報を共有できたら、、と思っています。
気を引き締めていきます!