ブランドの価値とは?(気づいたこと)

きっかけ

先日、ある人のお祝いがありました。
そのため、ちょっとした手土産を買う機会がありました。

僕はどういう手土産がいいのか、なかなかアイデアがない状態でした。
そこで、安易ではあるのですが、たまたま和菓子屋を通ったので、その和菓子にしようと思いました。

そこまでは、まあまあよかったのですが。。。
その和菓子屋で和菓子を買ったのはいいのですが、明らかにショボい、見た目の良くない包装をしたのです。しかも、紙袋ではなく、ビニール袋で渡されたのです。

僕は、即座に「この店では、二度と買わない」と堅く決意しました

ブランドの価値とは?

なぜなら、僕はその和菓子を贈答品用で購入したわけです。
もちろん、味はいいのでしょうが、贈答品では見た目が非常に大事になってくるのです。

自家消費用では、そっけない包装でいいのでしょう。
しかし、誰か他人に渡すモノであれば、見栄や面子がありますから、格好・見た目が大事なわけです。

そこをこの店は、わかってないのです。
用途というものを理解してないんじゃないでしょうか。

このトラブルが起きた原因として考えられるのは、その和菓子屋のスタンスがあるでしょう。

その和菓子屋は、一店舗だけの地域の?地元の?といった風情で、要は家内手工業なお店なのです。なので、ある意味、買う側としてはリスキーですよね。こういうダメな店もありますから。

そう考えると、チェーン店や大手は安心感がありますね。
羊羹の虎屋は、その点、贈答品用としての立ち位置をきちんとわきまえていますよね。

味もおいしいのだとおもうのですが、それよりも、包装やブランドというか、差し上げる相手に失礼のない商品・お店になっています。

これを機に、そういうリスクは避けたいと感じるようになり、ブランドの価値、失敗しない選択の価値を実感しました。



中村文昭さん(クロフネカンパニー)の講演を聞いて

中村文昭さんのプロフィール

三重県の山奥で林業家の息子に生まれ、高校卒業後、単身上京。
一人の事業家と出会い、果物と野菜の行商をスタート。やがて六本木に飲食店をかまえる。
その後、故郷に錦を飾るべく、伊勢で、自分の力でお客様に喜んでもらえるサービスを提供する手づくりのレストラン・ウエディング事業を展開。多くの若者の支持を得て、派手な広告もせずに大繁盛となる。

講演をはじめたのは2000年。
初年度十か所、二年目三十か所、三年目八十か所!すべて口コミで広がっている

本業はレストラン+ブライダル
人口10万人のところで年間60から100、160組くらいのブライダルをこなすそう。集客は口コミのみで、宣伝広告費はゼロにもかかわらず、マックス状態らしい。すごい。

中村文昭さんの講演を聞いて、印象に残ったことをいくつか書いていきたいと思います。

お金の使い方

豪邸拝見のようなテレビ番組があります。
その持ち主は、得たお金を全部、自分のために使っているのです。
それは、完全な自己満足。
稼いだお金は、一部でも他人に使うこと。

人の仕事

人の仕事には、4段階のフェーズがあるそうです。

1. ライスワーク
ライス、つまり、ご飯のためにする仕事。
食べるためにする仕事ということで、生活するためにする仕事のことです。生活費を稼ぐために働くこと。

2.ライクワーク
好きな人のためにする仕事。
食べるため、生活費のためではなく、好きな人のためにする仕事なので、目的意識が高くなっています。

3.ライフワーク
一生涯、続けていく価値のある仕事。
生活費のためでなく、人生においてやり続ける価値のある仕事です。

4.ライトワーク
ライトが何のライトかは忘れてしました。すみません。
ただ、ライトワークがどんな仕事かというと、◯◯さんのようになりたい、と他人から思われるような仕事のことです。
人から目標にされるような仕事。

「人を喜ばせるためにできること」

1.返事は0.2秒→自分を捨てる練習
2.頼まれ事は試され事
3.できない理由を言うな
4.今できることをやれ

他に印象に残ったことをいくつか

サービスと余計なお世話は紙一重。

飲食店は、女を誘うために存在する。
だから、女を誘う男がいなくなったら、飲食店はつぶれる。

家に帰って一言
「あー、疲れた」
これで、子供が夢を見なくなる
仕事をしたくなくなる。

「何のために、会社をつくるのか?」
「何のために、仕事をしているのか?」
根源・本質を追求すること。
夢を見させてくれる人に、人は引きつけられる。

中村文昭さんの著作




サービスレベルが高い要因

ホスピタリティと呼ばれたりもしますが、デキるサービスが提供できている会社・人は少ないです。

一方で、リッツ・カールトンのように高いホスピタリティが売りになるほど、高いサービスレベルの会社もあります。

では、サービスレベルの差はそもそも何に起因しているのでしょうか?

問題「サービスレベルの差は、どこからうまれるのか?」

そのことについて考えてみると、あることに気づきます。
それは、サービスレベルは「どれだけ、相手のことを気遣えるか」と同じだということです。

つまり、相手に気遣うレベルの高さ、相手への気配りのレベルの高さが、すなわちサービスレベルの高さなわけです。

もちろん、サービスを提供するのは、現場のスタッフ(従業員)ですから、スタッフの気遣える心構えや思いやりが強く反映されるわけです。

では、「相手に気遣うレベルの高さ」とは詳しくみてみると、どういう意味なのでしょうか?

それは、「相手が何を考え、何を感じているかを把握すること」だと言えます。

つまり、相手にわざわざ聞くことなく、相手が考えているだろうこと、感じているかだろうことを理解することなわけです。

言い換えると、「場の空気を感じること」です。

KYという言葉があります。
空気が読めない。

これは、相手の気持ち、感じていることを理解できていないから、空気が読めないわけです。

ですから、サービスレベルを高めるためには、相手の気持ちがわかる人にならなければなりません。

相手(お客様)の気持ちを理解し、考えていることを理解する。
そうして、相手がしてほしいことを先取ってしてあげる。

思いやり。
気遣い。
気配り。

そういうことが、サービスレベル向上の本質的な部分だと言えるのです。



職業”振り込め詐欺”が想像以上に凄い

職業”振り込め詐欺” (ディスカヴァー携書) [新書]NHKスペシャル職業”詐欺”取材班 (著)を読んだ。
本書からは、「ビジネスとしての振り込め詐欺」という感覚と、「時代、罪悪感、価値観の変化」という感覚を持った。

そういう観点から、本書をいくつか抜き書きしていきたい。

「ビジネスとしての振り込め詐欺」

”詐欺の男”タカハシは、振り込め詐欺の拠点のことを「店舗」と呼ぶ。
また、タカハシは、3人の仲間とともに、朝9時から夜9時まで、1日12時間、地方のお年寄りにだましの電話をかけ続けたという。ノルマは一日200万円。

「だいたい1日にかけるのは、200件とか300件とか。もう普通のテレアポみたいな仕事ですよ。遅刻したら、その日の取り分はなしで。時間厳守で、普通の会社並みに、うるさくやってましたね」

こういうことは、まさに一般の企業の営業組織さながらだ。
彼らにしてみれば、オモテ社会もウラ社会も同じようなものだそうだ。

「不動産で言っても、営業マンは、ここは道路が拡幅されるから”買い”ですよと言って買わせといて、計画がなくなっちゃったって言って売っているやつもいるんで。
買わせてなんぼ、売ってなんぼという意味では、結局は人をだましていることに変わりはない、商品はありますけど、同じじゃんって」

「完全な詐欺じゃないけど、詐欺的な感じですよね」

振り込め詐欺そのものも、通常のビジネスとほとんど変わらない。
それだけではなく、ここで問われているのは、一般のビジネスと詐欺との境界線だ。

元振り込め詐欺師が語ったように、完全な詐欺ではない。
それは、商品があるからだ。
ただ、それをウソついて買わせる、商品そのものがインチキ、そういうビジネスもある。

そうなると、彼の言った「詐欺的な感じ」だ。
たしかにビジネスではある。
しかし、そのビジネスと詐欺との境界線は非常にあいまいなものだと感じる。

「時代、罪悪感、価値観の変化」

十数の詐欺グループを統括しているという男”顧問”の話。

31歳。
もともと、東京の六大学を卒業。
数年前まで一部上場の一流企業に勤めていたという。
とにかく頭の切れる人物だ。

携帯電話やATMの仕組みを熟知した上で、警察の捜査の手の内まで読んで逮捕を免れようとする。

筆者が聞く。

「職に困った人間というのは、かわいそうと思わない?」
「まったく良心痛まないですね。
世の中、もう中流階級はいないんじゃないですか、日本には、もうカネ持ちか”コジキ”しかおらんのですよ。”コジキ”になる人間なんですよ、こいつらは。

いわゆる金持ちの”セレブ”か”コジキ”しかいない。中間層がいない世代なんですよ。この世代が、僕らの世代なんです。
だとしたら、”コジキ”になるか、”セレブ”になるかの、どっちかですからね。だとしたら、もう手段は問わないですよね。次から次、電話しまくってって、オレオレしまくれと」

背景にある時代観。
金持ちになるか。貧乏人になるか。

ホリエモンに代表される、金持ちセレブの生活がフィーチャーされて、憧れを集める一方。
就職難で、食うや食わず、ネットカフェ難民となる人もいる。

そういう両極端、二極化の時代。
格差社会。

そういうことが背景にある。
そういう時代だからこそ、コジキになるのを避けるには、這い上がるしかない。

這い上がってセレブになるには、手段は問わない。
なりふりかまわず、オレオレ詐欺を繰り返す。

カネこそすべて。手段は選ばない。
そういう価値観を生み出した時代の徒花。

そういう気がする。



売れるセールスマン、売れないセールスマン

セールスマンには、二種類の人間がいます。
それは、売れるセールスマンと、売れないセールスマンです。

商品力があって、商品だけで売れてしまう場合、たしかにわかりづらくなります。
しかし、根本の部分で、売れる営業マンと売れない営業マンは違います。

売れる営業マンと売れない営業マンの違い

その違いのひとつが、「相手への気遣いができるかどうか」です。
相手への気遣いで、わかりやすい例が、品のない行動です。

鼻をズルズルとすすったり、周囲の人への態度が悪い、言葉遣いが悪い。
このような行動は、品がないため、一緒にいる人、つまりは、お客様だったり、取引先だったりを貶めることになります。

下品な人と一緒にいると、一緒にいる人も下品な人の仲間だと思われて、一緒にされてしまうというわけです。

これは、確実にセールスマンとしては失格です。
なぜなら、お客様をバツの悪い気分にさせてしまうからです。
まあ、そもそも周囲の人に不快感を与えている時点でよくないのですが(笑)。

他にも、態度だけでなく、服装や身だしなみも大事になってきます。
口臭が臭い、体臭が臭いと、相手は嫌な気分になります。
もちろん、汚い感じは最悪です。
要は清潔感ということです。

生命保険のトップ営業マンは、この点を非常に重要視しています。
参考になる画像、書籍としては、『かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール/川田 修 (著) 』があります。
 かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール [単行本] 川田 修 (著)

これには、親類、知人、仲間同士で相互にチェックし合うことで防止できるでしょう。
これらの根本は、最初にお話した「相手への気遣い」です。

相手を気遣うからこそ、品のある行動をとるのだし、清潔感のある状態で接して、不快感を与えないようにするのです。

そういうちょっとした気遣いを積み重ねて、素晴らしい、売れるセールスマンになっていきたいものですね。