インテリア

隈研吾設計のスターバックス(大宰府表参道店)に行ってきた

スターバックスはかねてより、コンセプトストアなるものをいくつかつくっております。
いつものお店とは違ったスターバックスエクスペリエンスを提供するお店ということで、銀座マロニエ通り店、鎌倉御成町店、京都烏丸六角店などなど、全国で6-7店舗あります。福岡市には大濠公園内のスターバックスがそのひとつです。

太宰府天満宮へ向かうまで

去年は2011年12月中旬。
太宰府天満宮にも、スターバックスのコンセプトストアができるという話を耳にしました。しかも、設計は今をときめく建築家、隈研吾だと。

これは興味深い、と思いつつも、年末になり、「年末は人が多いよなー」「年始は人が多いよなー」ということでのびのびになってしまい、、、が。

さて、気分転換にでもと行ってみました。

福岡市内からは、都市高速で2-30分車を走らせると、太宰府天満宮です。
行ってみたところ、日曜日なので車が多い。

とはいえ、周辺には駐車場が多いので、すぐに駐車。500円也。
どうやら、受験シーズンということもあって、とりわけ人が多いようです。うむむ。。。

まあ、遅く行った自分が悪いわけで、太宰府名物 梅が枝餅でも食べまして、お目当ての建築物へ。

スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店に行ってみた

隈研吾の「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトにスターバックスが賛同したということで、このお店が実現したそう。

ファサードは木のモリモリッとした感じがインパクト大でありつつ、外装の線の細さでシャープな印象も同時に与えてます。

全体的な印象は「スッキリした感じ×木」。
木組みを多用して、木のぬくもりと街並みに合う和テイストを演出。

壁がそこまで厚くないのでシャープ。基本、ボード。
全体の内装はボードをそのままに、木組みのアレンジを加えていったようです。

木組みに関しても、接合部は金属プレートで支持。
リアルに木を刻んでつくったわけではなかったです(まさかね)。

スターバックスの特徴的な「お客様待機ランプ」は、木のテイストのランプに。
実際的には、アクリル製ランプに木目調シートを貼ったつくり。

設計は売れっ子建築家の隈研吾なので、設計料は大金だったかもしれません。
ただ、建築にかけたコストはそこまでかかってないような印象です。
ローコストに抑える意識がスターバックス側に強いのかもしれません。

コーヒー一杯で、著名建築家の設計とコーヒーを楽しめます。