住宅業界に携わる者としての覚悟

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先日、お会いさせていただいた方と話をしているときのこと。私が住宅業界にいることで、話は自然に住宅のことに・・・。その方がおっしゃられたことに「やはり」という気持ち、衝撃、そして、憤りを強く感じました。その方はこうおっしゃっていました。

「私の家は20年前ですが、世間でも有名な大手ハウスメーカーで建てました。その住宅会社を選んだ理由は、工法とか内容はよくわからなかったのですが、とにかく営業マンがいい人だったからです。その営業マンが誠実でいい人だったから、その会社で家を建てようと思ったんです。

家を買うにも大金が必要です。一生ものですから、その営業マンとも一生付き合うと思って、買ったんです

最初は満足でした。しかし、5年もすると、その信頼していた営業マンが転勤することになってガックリです。。。こっちは一生付き合うと思っていたから、本当にがっかりです。後の引継があるわけではなかったので、それっきり。そんなもんですかね」

住宅業界に携わる者としての覚悟

私は同じ住宅業界にいる者として、「やはり」という気持ち、衝撃、そして、憤りを強く感じました。

大手ハウスメーカーと呼ばれる会社は規模が大変大きく、コマーシャル・広告もたくさんしてますので、ブランド力、信用力が高いです。全国展開もしています。

ただ、だからこそ、営業マンは転勤します。一部の会社をのぞいて、転勤します。デキる営業マンは出世して、本社や出世コースのために転勤します。デキない営業マンも別のエリアに転勤させられます。そもそも、住宅の営業マンは職業的に離職率の非常に高い職種です。会社を辞めることも日常茶飯事です。ですから、お話をお聞きして「やはり」と感じます。

ただ、それは「こちら側の都合」なのです。あくまで、業者側の都合です。お客様の立場に立ってではありません。ですから、強い憤りを感じます。

本来であれば、その地域に一生根付いて、そこで建てていただいた方をメンテナンスなり、リフォームなりとケアし続けることこそが大事なはずです。お客様は一生の買い物をされます。一生の付き合いだと思って家を建てていただくわけです。それをこちら側の都合で「転勤しました。後の付き合いは特にありません」では、いかがなものでしょうか

住宅業界に携わる者は等しく覚悟を持つべきです。自分は地域に密着し、根付き、そこで建てていただいた住宅のケアし続けるという覚悟を。

なぜならば、お建てになったお客様は、その住宅にずっと住み続けるわけです。土地を所有して、住宅を所有して、その住まいに住み続ける覚悟をもって建てられたわけです。一生の付き合いをしようと思って、建てられるのです。お客様がそのような覚悟であれば、住宅業界に携わる者も同じく覚悟を持たねばなりません。

たとえば、弊社代表の藤本香織は「1年365日をお客様の住まいの誕生日にする」という夢を持っています。住宅の仕事を一生の仕事とする決意をもって、でんホームを設立しました。福岡で住宅をつくる者としての覚悟です。私自身も、これまで30年以上も福岡に住み、これからも住み続ける覚悟です。藤本と共に仕事をしていきます。

お客様の一生において、最大の買い物。そして、重大な覚悟に背くような、後ろめたい生き方はしてはなりません。そう強く感じます。



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