お金の話

家づくりは自分で知って、自分で判断することが大切

家づくりは自分で知って、自分で判断することが大切

家は一生の買い物です。人生をかけて購入する家族のための幸せの城です。それがマイホームです。
だからこそ、家づくりで後悔してはなりません。そのためには、何が大切でしょうか?

それは「自分で知って、自分で判断すること」です。

これまでも、最近もよく聞く話です。「営業マンに勧められて・・・」「みんなこれがいいって言うから・・・」「業者が勧めてきて・・・」誰かに勧められて、それを素直に受け取って、決断してしまうこと。これは、後々、その判断が間違っていた場合、後悔します。「あのとき、もう少し調べていれば、、、」

誰かに勧められることが問題ではありません。勧める人のなかには、あなたのことを親身になって思い、調べ、適切なアドバイスをしている人もいます。自分の経験を元にベストだと思うアドバイスをする人もいます。

問題は、そのアドバイスの選択肢ひとつしか知らずに決めてしまうことです勧められたアドバイスはあくまで選択肢のひとつなのです。それ以外の様々な選択肢を知った上で、判断することが大切です。

たとえば、住宅ローン。10年固定の住宅ローンの場合、A銀行が1.8%、B銀行が1.55%、C銀行が2.25%とします。もし、「C銀行がいいらしい」と勧められて、住宅ローンを組んで、後で金利差を知ったら、後悔します。

別の場合。経済合理的に考えると、一番金利の低いB銀行がベストです。ただ、A銀行、B銀行、C銀行の金利差を知った上で、A銀行を選ぶとしたら、どうでしょうか?

たとえば、過去にA銀行の人に大いにお世話になって恩がある人。A銀行に友人が勤務している人。などなど、様々な理由で、別に金利差が問題でなくて、その銀行を選びたいと望む場合、それはその人にとっては大いに正しい選択なのです

なぜなら、選択肢を色々、自分で知って、自分で判断しているからです。自分の選べる選択肢を知った上で、自分で考えて、自分で判断しているからです。後で後悔したとしても、それは自分の責任です。納得できます。

これは家づくり、住まいづくり全般に言えることです。住宅会社をどこにするか。大手ハウスメーカーか、地場工務店か、地場の住宅会社か。構造は木造がいいか、軽量鉄骨造がいいか。外観はどういうのがいいか。内装はどうするか。

すべて、自分で知り、自分で判断することです。そうすれば、後悔しない家づくりができます。そして、選択肢を知らないこと、それが問題や後悔を招きます。