どうして、住宅のお仕事をしているのですか?

どうして、住宅のお仕事をしているのですか?

家を買うために何千万円もの大金を払います。住宅ローンを組み、35年くらいの期間、お金を支払い続けることになります。それほどまでに重要な決断が住まいづくりです。

「住まいづくりで最も重要な決断は何ですか?」と聞かれると、答えは何でしょうか?

それは「良い会社を選ぶこと」です。

良い会社、ふつうの会社、悪い会社

住宅をつくる会社は本当にたくさんあります。CMをたくさん打っている大手ハウスメーカーから、フランチャイズ系住宅会社、地場工務店に設計事務所。たくさんありすぎて、どれを選べばいいのかわかりません。

注文住宅会社はたくさんあります。ただ、それらは大まかに3つに分けられます。良い会社。ふつうの会社。悪い会社です。ただ、「だましてやろう」「カモってやろう」という悪意のある悪い会社はめったにないです。たまにありますが。

では、悪意がないのであれば、全部いい会社なのか、というと、そうでもない場合があります

悪意はないのですが、手抜きや不誠実な面が多いケースです。たとえば、「これこれの費用がかかります」と費用負担を言うべきなのに、言わない。100万円くらいの工事を150万円くらいにする。きちんと報告すべき事項を「まあ、いいか」と報告しない。だましてはいませんが、手抜き仕事と不誠実さがかいま見えます。

良い会社は自社にとって不利なことでも、お客様のためならきちんと連絡します。お客様に対して誠実な姿勢で、きちんと密な連絡をとります。

では、そういう良い会社を見抜くにはどうすればいいのでしょうか?

正直、難しいことです。ただ、ヒントを得る方法があります。ひとつ質問してみるのです。

「どうして、住宅のお仕事をしているのですか?」

どうして、住宅のお仕事をしているのですか?

私は今まで、ビジネスについて調査し続けていますので(本を出版するくらいに)、各業界についてそれぞれ多少は存じ上げています。その観点から、住宅業界についてお話させていただくと、2つあります。

ひとつは大手ハウスメーカー社員の給料は高いこと。もうひとつは、一般的な住宅会社の会社も社員もあまり儲けていないことです。

一見すると、相反することのように見えます。大手ハウスメーカーは儲かっていて、一般的な住宅会社は儲かっていない。これは利益率の違いです。住宅を一棟お買い上げいただいて、得られる利益の金額が違うのです。

これらからわかりますように、一言で住宅業界といっても、どこに所属しているかで、動機が異なるのです。

わかりやすく言えば、大手ハウスメーカーに所属している人の多くは、動機として高い給料が挙げられます。一方で、そのほかの住宅会社に所属している人(経営者も含めて)は、高い給料はあまり望めません。それ以外の動機があります。その動機が住宅に対するものか、そうでないか、様々です。

ですから、聞いてみることです。

「どうして、住宅のお仕事をしているのですか?」

この答えは、本質的なものです。その人の住宅への考え方、仕事への思いがわかります。正解はありません。ただ、その人の人柄がわかります。仕事への思いがあれば、住宅への思いがあれば、誠実である可能性が高いです。

その人の動機を見極めてください。そうすれば、いい人かどうかがわかります。



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