学んだこと

挨拶と言葉遣い 仕事人として、うまくいく人、いかない人

挨拶と言葉遣い 仕事人として、うまくいく人、いかない人

以前、教育関係のとある方に教えていただいたことがあります。その方はこれまで、大勢の教え子たちを送り出してきた方で、教え子たちの生徒時代、その後を色々と見てこられた方です。

その方が常々、口癖のようにおっしゃっていたことがあります。それは「仕事人として、うまくいく人といかない人の違い」です。それは何でしょうか。

仕事人として、うまくいく人といかない人の違い

「挨拶と言葉遣い」です。

なんだ、これだけ?と思ってしまうかもしれません。ただ、これだけの違いが、大きな差をうむのです。

大勢の教え子たちがいたそうですが、生徒時代に、きちんとした挨拶と言葉遣いを身につけていた生徒は仕事人としてうまくいっているそうです。一方で、それらが身につけられていないまま、社会人となった人は仕事人としてうまくいっていないそうです。

大勢の教え子たちを見て、そのフィードバックを見て出している結論ですから、説得力があります。

このことについて思い出したのが、とある社長がおっしゃっていた話です。「仕事人としてうまくいく人は素直だ」という話です。

素直だと、先生から言われれば、きちんとした挨拶もするようになります。きちんとした言葉遣いをするようになります。

もちろん、仕事も素直に言われたようにやります。覚えも早いです。仕事をします。挨拶や言葉遣いもきちんとしているので、印象もいいです。

仕事は仕事そのもので大きな差がつくことはそこまで多くはありません。同僚も同じくらい、ライバルも同じくらい。とんでもなく素晴らしいわけでもなく、とんでもなくひどいわけでもない。成熟した社会で、成熟した産業が多いですから、仕事そのもので劇的な差をもたらすのは難しいです。

となると、違いがうまれるのは微差になるわけです。ほんのちょっとの差。たとえば、挨拶や言葉遣い、素直さ。そのようなちょっとした差が、印象を良くし、仕事の出来もよくなります。それがお客様には大きな影響を与えるのです。

結果、仕事人としてうまくいく人になります。

私自身も、お教えいただいた教訓を受けて、「きちんとした挨拶、きちんとした言葉遣いのできる、素直な人間」へと意識して変化していきたいと思います。