注文住宅と予算のシビアな関係

注文住宅というと、自由な設計、自由に好きなものを選べるということがメリットだと言われています。ただ、「選ぶことが可能」なのと「実際に選べる」のとは大きく異なります。なぜでしょうか?

それは「予算」があるからです。

予算と家づくり

家を建てるのに予算が何億円もある人は何でも選べます。世界にあるなかで、自分が好きだと思うモノを選び、実際に家づくりできます。あふれんばかりの予算があるからです。ただ、実際にはそういう人は稀です。自由に好きなものをどんどん選んでいくと、すぐに予算オーバーしてしまいます

たとえば、一例としてキッチンがあります。キッチンは数十万円のキッチンもあれば、100万円以上、数百万円するキッチンブランドもあります。なかには一千万円オーバーのキッチンもあります。ブルトハウプ(bulthaup)ポーゲンポール(poggenpohl)、国内ではキッチンハウストーヨーキッチンなどが有名です。そういう高級ブランドキッチンがほしいというと、すぐに予算オーバーになるケースも多いです。

ですから、「予算」と「こだわり」との綱引きが始まるわけです。

いいモノをという「こだわり」が大きければ、「予算」がキツい。ほかの部分の予算を削らなければならなくなります。そういう綱引きです。

では、どうすればいいのでしょうか?

「予算」と「こだわり」との綱引き、どうすればよいか?

優先順位をつけることです。

あなたの人生で大切な住まいにおいて、何を優先すべきか。何が大事かを選び、その順番でこだわっていくべきです。人それぞれ、絶対にこだわりたいポイントはあるでしょう。そこは重点的に考えるべきです。

ただ、一般論としては、まず、フローリングや内装などの空間を作り出す部分にお金をかけるべきでしょう。それは住まいのなかで、一番ふれあう部分ですし、長時間、その空間にいることになるからです。

LDKの空間に1日4時間いるとしても、4*365日ですから、1,460時間。24時間換算で61日もその空間にずっといることと同義です。それだけ長い時間をいい空間ですごすのか、残念な空間ですごすのか。その差になります。

ですから、予算の使い方、お金のかけ方はいい家づくりにおいては、非常に重要な判断となります。



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