不動産

福岡の経済について、真剣に学んできました

20130723211416

今日は天神にて、福岡の経済について学んできました。

親しい経営者の方のお誘いがありまして、
「福岡の経済について勉強会があるから来ないか?」ということで、
伺ってきました。

でんホームは注文住宅を建築するという、
完全に地域密着の仕事をしておりますので、
福岡の経済がよりよくなっていただくと、とてもうれしいです。
私自身も、生まれてずっと福岡なので、福岡が大きく、有名になってほしい。

ということで、学んできました。

福岡は支店経済と言われます。
東京本店に対して、福岡支店ということで成り立っている経済というわけです。

支店経済のデメリット

支店経済にはデメリットが大きく3つ。

1. 優秀な若者が東京に流出してしまう
2. 新しいビジネスが生まれにくい
3. 支店は縮小される傾向にある

話は飛んでしまいますが、
福岡では優秀な独身男性は上京してしまい、
反対に、独身女性が九州中から集まっているので、
結婚適齢期の女性が多いそうです。

どうすれば、福岡がよくなるか?

やはりアジア関係の企業本社や金融機能の中心となるべきだ、そうです。

上海の近くにある都市、たとえば、黒龍江省や吉林省。

・黒龍江省:3800万人
・吉林省:2700万人
・遼寧省:4400万人

これらエリアは、いわゆる旧満州ですが、
このエリアだけでも、1億2000万人レベルの人口規模・経済規模です。

ただ、実際上はハードルも高いです。

たとえば、福岡市の中心部のビルは老朽化が進んでいるものが多いそうです。
天神、博多駅周辺のビル群も、建設後30年を経過しているものが多いとのこと。

これらの老朽化が進むビルでは、
正直言って、東京やアジアの企業のビル探しの要件を満たしきれないそうです。

難しい表現ですが、企業のBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)、
つまり、地震や災害があっても、事業を継続し続けられるようにする計画上では、

・耐震基準
・自家発電設備
・ネットワーク環境

これらがメインですが、とても厳しい基準があるそうで、
老朽化したビルではとても満たしきれないとのこと。

要件が細かく、厳しいそうです。
最新で、最先端の設備の整ったビルでないと難しいのでしょうね。

このように問題点は多いのですが、何か打てる手、
何かできることはないかと考えています。

福岡、もっとよくしていきたいですね!!