ウッドワン本社工場・ショールームに行ってきた:廿日市(はつかいち)にある自社パイン材活用で有名な建材メーカー「ウッドワン」訪問記

ウッドワンは広島県廿日市に本社を置く木質建材メーカー。
東証1部上場企業です。

▼ウッドワン本社

ニュージーランドの国有林の経営権を取得したことから、原木のほぼ全量を自社林等から供給できるのが強み。

無垢フローリングや無垢の木を使ったドアやキッチンなどを展開しています。

でんホーム新モデルハウスでも、2階洋室にピノアース無垢フローリングを使っています。

ニュージーランドの山で育ったニュージーパインの無垢フローリングです。

でんホームでよく使う木製サッシの特注品を長野県まで取りに行く、というかたちで長旅しました。

その流れで、広島県廿日市に帰りのルートで伺ってきた次第です。

[2016年6月 福岡-長野間往復2,000kmのロングドライブ]
トラックの旅 1
上高地で観光!
三谷龍二さんのお店「10cm」@松本市 木の皿を買いました。
プロファイルウインドーの工場・長野から福山まで611kmを1日で!
福山市からウッドワン本社を経て、福岡へ

ウッドワン本社工場・ショールームに行ってきた

本社工場も拝見させていただいたのですが、写真撮影禁止でしたので、写真はございません。
すみません。

工場はやはり機械がメインで、木造住宅の建築現場とは違うなーと感じました。

精度の高い機械をひたすら稼働させることが主目的。
人はあくまでも、サポート・管理や機械でできない仕事をさせる。

ひたすら人が仕事している住宅建築の仕事とは違うと感じます。
その一方で、精度の高い仕事をするには、機械が欠かせないのだとも感じました。

ショールームにも伺いました。

ウッドワン本社ショールームでは、ブース毎に違ったコンセプトでインテリアや商品を飾っています。

▼渋いナチュラルテイストもあれば

▼オーク材中心のちょっと明るめナチュラルテイスト

▼ちょっとヨーロッパっぽいテイスト

ウッドワンはニュージーパインの木の循環を考えていらっしゃいます。
木の伐採、活用、植林という循環によって、ずっと長く木を使い続けられる仕組みです。

▼ニュージーパインの木はこんな感じ

木を切って、そのまま。
そういうやり方もされていますが、そうなると、次の木ができず、循環しません。

長い目で見て、よくない構図です。

ウッドワンはそのようなところにもきちんと意識をしている、大変尊敬できる会社さんだと感じました。



埋立場(最終処分場)にて産廃もきちんと処分してます-産業廃棄物をきちんと処理する工務店かどうか

産業廃棄物。
あまりいいフレーズではありません。

ただ、何かが作り出される一方で、ごみ(産業廃棄物)は生まれます。

たとえば、サラダをつくるだけでも、食べられないヘタの部分だったり、食用でない箇所だったりを生ごみとして捨てます。

これは住宅建築でも同様です。

有効活用したいものなのですが、どうしてもできない場合、産業廃棄物として処分します。

はっきり言って、ゴミを捨てるにも(産業廃棄物を処分するにも)お金がかかります。

何とか有効活用して、お金をかけないように、ゴミが減るようにしたいのですが、どうしようもないところもあります。

さて、私たちでんホームはきちんと産業廃棄物(産廃・ごみ)も処分しています。

なかには不法投棄する業者もいるそうなのですが、そこはきちんとしたいところですね。

▼西部埋立場の入り口

埋立場(最終処分場)にて産廃もきちんと処分してます-産業廃棄物をきちんと処理する工務店かどうか

産業廃棄物も、可燃性のもの、不燃性のもの、埋立処分のものに大別されます。

ほとんどのゴミは可燃性のものなので、そういう場合は個人的には福岡市の西部工場にて焼却処分していただきます。

ちなみに、福岡市の西部にある焼却場は西区拾六町にあります。

福重をもっと西、今宿や周船寺へ向けて走ったところですね。
西の丘のそばです。

福岡にはほかにも焼却場があります。
箱崎ふ頭や東区蒲田のところですね。

それで、今回は石膏ボードが産業廃棄物として出ましたので、西部埋立場に行ってきました。

量としては、そんなにないです。

西部埋立場(中田埋立場)は西区今津にあります。

今津運動公園の先ですね。

▼西部埋立場の埋めたて現場

実は今津運動公園そのものが、かつての埋立場跡地です。

きちんと考えられた仕組みで、埋立しているようです。

ご興味ある方は『「福岡方式」準好気性埋立構造』で検索してみてください。

それで、西部埋立場は海のそば、山のところです。

広大な敷地で、埋立しています。

▼埋立しています

産業廃棄物は何においても不可避ですが、住宅建築でも不可避なモノです。

ですから、きちんと法に沿って、ルールに沿って、きちんと処分しているかどうかも、きちんと確認されたほうがいいですね。



ガラスの種類で性能はどれだけ違うか(単板ガラス、ペアガラス、Low-Eなど比較)

冬にあたたかい家。
暖房をあまり使わないですむ家。

そういう家づくりのために必要なのが「高断熱」です。

「高断熱」とは「高い断熱性」という意味で、
熱を断つ、つまり熱をあまり通さないわけです。

冬は外気温が低いですから、室内側の熱を外に逃がしてしまっています。
だから、暖房をガンガンに効かせる必要があるのです。

では、「高断熱」な家づくりをするのに何が大切か。

それは「開口部」の断熱です。

もちろん、壁から熱が逃げる部分も多いですから、壁の断熱も大切です。
これが一般的な断熱材でカバーする部分です。

ネオマフォーム、スタイロフォームといったプラスチック系断熱材やグラスウールなどの繊維系断熱材で外周部を囲う(埋める)部分ですね。

ただ、そこだけでは不十分です。
開口部をケアしないといけません。

開口部から熱が逃げるのを防ぐには、ガラス性能を上げるのがいいです。

ガラス性能を上げるということはどういう意味でしょうか?

ガラスの種類

具体的にガラスの種類は以下のようなものがあります。

・単板ガラス
・複層ガラス
・真空ガラス

単板ガラスは、通常の一枚ガラスのことです。
フロート板ガラスとも呼ばれ、一般的なものです。

複層ガラスは複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気やアルゴンガス等が封入されたガラスです。2枚だとペアガラスです。
ちなみに、乾燥空気の場合、中間層の厚さが増すほど断熱性能が高まりますが、中間層が12mmを超えると封入された気体に対流が発生するため、断熱性能が頭打ちになります。

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シルバーの部分が中空層ですね。

真空ガラスは2枚のガラスの間に真空層をつくって断熱性能を上げたものです。
真空層が0.2mm程度と非常に薄くおさえられるのでガラスの厚みが薄くてすみます。

複層ガラスでよく聞くのが「Low-E複層ガラス」です。
Low-Eとは、Low Emissivity(低放射)の略で、特殊金属膜をコーティングしたガラスを使ったものです。
外側ガラスの内側に特殊金属膜だと遮熱高断熱複層ガラスと呼ばれ、内側ガラスの外側に特殊金属膜だと高断熱ガラスと呼ばれます。

ガラスの性能差

では、性能差はどのようになっているでしょうか?

熱貫流率(W/㎡・K)で性能を見ていきます。
熱貫流率とは、どれだけ熱を伝えやすいかという値でこの熱貫流率の値が、小さければ小さいほど熱を伝えにくくなり、断熱性能が高いということになります。

・単板ガラス 6.0W/㎡・K程度
・複層ガラス(FL3+A6+FL3) 3.4W/㎡・K程度
・複層ガラス(FL3+A12+FL3) 2.9W/㎡・K程度
・Low-E複層ガラス(FL3+A6+Low-E3) 2.6W/㎡・K程度
・Low-E複層ガラス(FL3+A12+Low-E3) 1.9W/㎡・K程度
・Low-Eガス複層ガラス(FL3+G6+Low-E3) 2.2W/㎡・K程度
・Low-Eガス複層ガラス(FL3+G12+Low-E3) 1.6W/㎡・K程度

※FL:フロート板ガラス、A:中空層、G:ガス層、Low-E:低放射ガラス

性能アップの度合でいうと、単板ガラスから複層ガラスにするだけで大幅に性能アップします。
そこから、中間層の空気層の厚みで性能はかなり増しますし、Low-Eガラスでまた性能アップします。

ガラスによる性能差はこのようになっています。
あなたの家のガラスは何でしょうか?

もちろん、ガラス性能も大事ですが、結局はガラス面の面積に比例して熱量の逃げは大きくなります。
開口部が大きければ大きいほど、熱が逃げやすいわけです。
全体的なプランが高断熱な家には大切です。



住宅省エネルギー施工技術講習を受けてきました

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先日、住宅省エネルギー施工技術講習を受けてきました。

この「住宅省エネルギー施工技術講習会」は、新築住宅における省エネ基準適合率を平成32年度までに100%とすることを目的とし、地域の木造住宅生産を担う大工工務店を対象としたものです。

具体的にどのようなことを学んだのかというと、実際の現場で必要な施工技術についての細かい情報です。

たとえば、外張断熱工法による屋根の断熱施工において、野地板を気密層とする場合は、合板の突付け部を気密テープで塞ぐこと。また、壁との取り合い部での気密措置としては、先張り防湿フィルムを施工する方法や現場発砲断熱材で隙間を防ぐ等の方法があることなどです。

これらの知識は、ある程度、基礎知識です。
ですから、復習という位置づけでしょうか。

ほかにも、わかりやすい話ですと、以下のようなことがあります。

・夏の快適な住まいをつくるには、通風、排熱などで熱を逃がし、断熱化、日射遮蔽により熱を入れないようにすること

・省エネルギー住宅をつくる建築による手法では、住宅の暖冷房負荷そのものを減らす(=エネルギー消費を元から断つ)効果があり、「設備による手法」は、発生した負荷をいかに少ないエネルギーでまかなうかに効果を発揮します。

そのため、最初に建築によって省エネ化を図り、次に設備による省エネ化を図ります。

断熱、気密、きちんとしなければなりません。

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