第1回 家づくり勉強会を開催しました

家づくりに必要な知識って、実は色々あります。
そもそも家って、どうなっているのか。
どう作られているのか。

あとは住宅業界の裏側ですね。
ハウスメーカーの家はなぜ高いのか。

個人的に熱いテーマが「10年後に後悔しないためのポイント」です。

焦点を当てたのは「外壁」と「断熱材」。

本当は他にも色々あるんですけれども、この2点についてお話しました。

1時間30分の予定が3時間近くになってしまいました。すいません。。。

それくらい盛り上がりました。

ご参加いただいたのは2組様。

少人数でしたが、だからこその深い話ができたのではないかとも思います。

まだまだ勉強会としてはスタートしたばかり。

回を重ねまして、より素晴らしいものへとブラッシュアップしていきたい、長く育てていきたい勉強会です。

第一回でしたが、参加者が1組でも開催していきまして、第100回を当初の目標にしたいと思います。頑張ります。

ちょっとでもご興味あれば、ぜひお声がけください。

でんホームで家を建てる建てないは関係なく、誰でも参加オッケーです。

長期的な啓蒙活動の一環ですので。



「小さな会社の稼ぐ技術」栢野克己(著)を読んでの住宅建築業界への雑感

住宅建築とはまったく関係ないテーマなんですけれども、個人的に勉強になったので読書感想文書きます。

『小さな会社の稼ぐ技術』という本です。

実は著者が友人の栢野克己(かやのかつみ)さんで、Facebookで熱心に活動されていらっしゃいまして、なかなか読む時間がなかったのですが、ようやく読みまして感銘を受けました。

栢野さんは作家で講演家です。
今もこの新作をテーマに全国津々浦々、講演してまわってらっしゃいます。

基本的にはメイン読者層が中小零細事業者で、もちろん私どもも含まれますから、興味深いわけです。

栢野さんと出会ってから、もう10年くらいになりますでしょうか。
相変わらず精力的に活動されていて、後ろ回し蹴りもできるほどにアクティブです。

さて、本書のテーマは中小零細事業者は弱者なので、強者(大手)と同じやり方では負けますよ、という話です。

ではどうすればいいのか?ということについて豊富な事例と共に書かれています。

事例がまた刺激になります。なるほど、こういうこともしないといけないな、みたいな。

でんホームも、大手ハウスメーカーの積○ハウスや住友林○みたいな1億円と毎月1500万円かかるマリナタウンそばにあるような総合展示場に出店して、ドーンッみたいな真似はできません。

地場大手の工務店、住宅会社で総合展示場に出店している会社は本当に尊敬しますね。
すごいランニングコストかかりますでしょうから。

昨年は大きな出来事がありまして、香椎浜の住宅展示場に出店していたエヌエイホームというレンガがウリの住宅会社が倒産しました。

売上高は9億円くらいあったそうですけれども、建築中でそのままになった、みたいなお宅もあったそうで、まあよろしくないかたちで倒産したらしいです。

軽く検索するだけで、どんな感じなるかがわかりますね。

倒産の話も取引先に聞きまして驚きました。
詳しく話を聞くと、やはり営業マンやらの人件費や総合展示場に出店とかのコストが圧迫でお金がなくなったみたいです。

大手ハウスメーカーと同じようなことすると下手すれば倒産するリスクあるのだな、とリスク回避型の竹内は思うわけです。

そういうわけで、でんホームはつぶれない会社を指向しております。
また真面目に実直に、藤本はクレームで気分が沈んだりしても、誠実な対応をしている最高の住宅会社だと同業を見回しても思うわけです。

ただ、そうだとしても、そう簡単に認知されないですし、信頼されませんし、住宅を建てさせていただけないわけです。

破綻したエヌエイホームで建築中にそのままになったお客様は実質破綻している会社に建築依頼、契約したわけです。
不幸だな、と感じると同時に、建築主側も業者を見抜く目というか、考えないといけないとも思います。

要は「この会社は倒産リスクあるのか?」「この営業マンはウソついてないか?」「現場はきちんと仕事しているか?」とか。

そもそも住宅会社の社長や営業マンは「どうやって家が建つのか?」がわからない人もいますから。
驚くことに、大半の社長や営業マンは知りません。
知らなくても、家は売れます。
逆に、知らないから、家が売れる、のかもしれませんが。

とにかく、見抜く目や推測する力が要るわけです。

そのためには、いっぱい質問して、色々話してみて「信用できるかどうか?」を試すといいと思っています。

でも、一方で、エヌエイホームはすごいですね。
実質破綻状態でさえ、9億円分以上は受注できたわけですよね。
それはすごいな、と思うわけです。

でんホームは9億円分も受注できてませんから。

やはりそこには信頼させる技術というか、蓄積があるでしょうから、素直にすごいと思います。

というわけで、なんとかもっとうまく経営をしたいな、という思いで読んだのです。

ここまで本書の内容について述べてませんね。感想文なので、感想ではあるんですけれども。

それで大事なのは「差別化」「小さな1位」「一点集中」「接近戦」ということで、これだけ見るとなんのことやらという話なんですけれども、小さな会社は違いを明らかにして、なんでもいいから1位になって、知られるようになるのが大切である、と。

これらの話を事例を豊富に紹介して説明されているので、すごいいいわけです。

本書をヒントに頑張っていきたいですね。

ちなみに友人だからといって、持ち上げているわけじゃないです。
純粋に素晴らしいビジネス書だと思いまして、ブログに書きました。

ただ、書いた内容はあんまり本書に関係ない話ばっかりでしたね。
すみません。



工務店による工務店のための勉強会(KKB)@福岡

工務店による工務店のための勉強会(KKB)@福岡の幹事役をしました。

KKBは工務店による工務店のための勉強会で、全国の工務店がお互いに切磋琢磨して頑張ろうという会です。

今回は先日に私が浜松に伺った流れから、静岡県浜松市を拠点とされる扇建築工房さんの鈴木昌司社長に講師をしていただき、開催しました。

参考リンク:扇建築工房

扇建築工房さんは、でんホームとしても尊敬しておりまして、素晴らしい家づくりをされていらっしゃる工務店です。

KKBという会のリーダー・取りまとめ役をされているのが、この鈴木社長なのです。

KKBの勉強会を福岡で開催しまして、福岡だけではなく、佐賀、熊本、鹿児島の工務店の方もお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。

今回の勉強会で感じましたことは、やはり家づくりというのは、それ自体が目的ではなく、あくまで建主の人生のなかの一部であって、あくまで人生の添え物なのだ、だからこそ、幸せな人生にとってプラスになる添え物として、価値ある存在となるべきだということです。

家を建てることで終わりなのではなく、人生のなかで、幸せになるために住まいとして住宅を建てるわけです。

そうだからこそ、10年や20年でダメになってしまう家づくりをしてはなりません。

長期的な視野で、その人の人生にとってプラスとなる価値ある住まいを提供していくべき。

そういう根本的なところを再確認した1日でした。



でんホーム竹内の作業服(作業用の制服)はこうなりました。作業服のデザイン研究。

デスクワーカーという雰囲気を出しつつも、土木や建築の現場作業もします竹内正浩です。

これまで、ちょいちょい土木・造園・建築といった各種現場で現場作業をしたり、お手伝いしたりしてきました。そういう現場作業をするたびに考えることがあったんですね。それは・・・

どんな作業服を制服にするか?

です。

それについて答えが見当たらず、徹底的に考えることもなく、惰性でやっておりましたので、汚れてもいい服装+ジャージみたいな恰好で作業してきました。すみません。。。

それで今回、作業服についての結論が出ましたので、ご報告いたします。

作業服の問題点

そもそも、私がなぜ、作業服選びでこんなに問題に思っているのか、と申しますと・・・

私が作業服のデザインについて、自分の美意識と相いれないんですね。

それに加えて、なんで作業服選びについて問題意識を持っているのかの別の理由があります。

それは、ダサい仕事には若者は就労しない、という現実です。

今、建設業界は若手人材が不足しています。
若者で建設業界に入りたい、職人になりたいという人がいないわけです。
60代、70代の人が現役で、20代30代がすごい少ない業界です。
今はまだいいとしても、今後10年、20年が難しくなってきます。

そういうなかで、業界としてはやはり、低賃金に加えて、3K(きつい、きたない、きけん)なわけです。
それだけでもダメっぽいにおいがしますが、さらにダサいとくれば、致命的です。

その一方で、低賃金にもかかわらず、若者の流入の多い、魅力的に思える仕事の代表格が「アパレル」です。

それは、ダントツにカッコいい仕事だからだと思います。

もちろん、そこまでカッコいい仕事にはならないでしょうし、3Kは否定できないので難しい面もありますし、何より、私一人が何かしたところで、大した影響はないでしょうが、少しでも住宅建築業界をよい方向に変えていければと思っています。

で、どういう作業服を選んだか?

作業服を選ぶ上で、色々な作業服ショップに出向いて、いろんな作業服を見ました。
そうやって、服のデザインを分析してみました。

・服のフォルム、スタイル、シェイプ
・生地の織り方
・縫われている糸の色、意匠
・ポケットなどの外に出てくる機能面の処理
・意図的なデザインそのもの

これらの要素が複合的に絡まって、服のデザインが構成されているのだと分析しました。

それで、作業服を色々と模索したのですが、納得いくことができませんでした。

そこで、ネットサーフィンして、色々と調べてみると、興味深いことがわかりました。

日本における作業服のボトムスは大半が「カーゴパンツ」というカテゴリに属しているんですね。

▼カーゴパンツ
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作業服といえば、こういうズボンをイメージされることもあるかと思います。

これが、なぜ、日本で主流を占めているのかという経緯についてはちょっとわかりませんでしたが、「カーゴパンツ」というその名の通り、そもそも論としては「カーゴ」つまり、貨物であって、「カーゴパンツ」は貨物船で荷役作業に従事する人向けの作業服であったわけです。港湾荷役業務の作業服がなんでまた、建築業界にも浸透しているのかの理由はわかりませんが、そもそもの発祥・起源としてはそういうことなわけです。

そういう起源について知ると、ふと気づいたわけです。

ジーンズはゴールドラッシュ時代の鉱夫用の作業服だ、と。
雑学の範囲ですが、ジーンズの起源を知っていて、ゴールドラッシュに湧く北米の鉱山で働く多くの鉱夫のために、丈夫な作業用ズボンとして、リーバイ・ストラウス社が出したものがジーンズのはじまりだったわけです。

鉱夫の仕事は、土や岩など、金鉱を掘ることですから、土木系にあたります。
港湾荷役系の服と、鉱夫系・土木系の服であれば後者が近いわけです。

そのような背景がわかったことで、アメリカの建築業界に目を広げてみました。

すると、アメリカの大工さんのファッションが目を引きました。

▼アメリカの大工さん画像
IMG_8649

なんとなく、シンプルでカッコいいですよね。
デザイン・デザインしているわけでなく、自然で素朴でカッコいい。

そういうわけで、色々長かったですが、でんホーム竹内の作業服(作業用の制服)はこうなりました。

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今後、色々と変更あるかもしれませんが、当面はこんな感じで作業します!
よろしくお願いします!



新潟に行ってきました。もちろん、住宅会社の視察です。

深く眠れたかどうかは思い込みや暗示の効果が強いということで、「いつも深く眠れている」という暗示をかけようと思っておりますが、基本的にはロングスリーパーな竹内正浩です。

さて、いきなりですが短期出張な感じで新潟に行ってまいりました。

新潟と言いますと、上越、中越、下越ということで、それぞれは京都からの距離を示唆しておりまして、上越が南のほうにあるんですね。位置的に上だから、上越ではないです。位置的に上なのは下越となります。

というようなトリビアを混ぜながら、何をしに新潟に行ってきたのかと申しますと、住宅会社の視察です。

私ども、でんホームが目指す住宅会社を実現されていらっしゃる会社様が新潟にいらっしゃいますので、その住宅会社を視察させていただきに伺ってきました。

■住宅会社を視察しての感想

やはり新潟は気温が低く、日射も少ないとのことで、長岡市にいたっては積雪が2m近くにもなる場合があるということです。それは、つまり、寒さに対する住宅への要求が高いということです。寒くない住宅、断熱性の高い住宅、そういうものがニーズとして強いわけです。ただ、それが大切というよりも、基本であって、それがないと相手にもならないという具合です。

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▲ママさんダンプ

上の写真は「ママさんダンプ」と呼ばれるもので、雪をかき出す道具だそうです。福岡ではそういう品物は見ないですよね。新潟では一般的なものだそうです。

福岡はそこまでの寒さ、積雪があるわけではないので、決定的なポイントは違うように思うのですが、基本的な快適さという点で、断熱性の高さや快適に過ごすことのできる性能は重要な気がします。

また、視察させていただいた住宅会社様の姿勢は明確なポリシー、つまりは「うちの会社はこういう家がいいと信じて提案しています。安くはないです。でも、いい家です。どうですか?」という感じで、安売りしていないとのことです。

それは、相応の仕様であれば、それなりの価格になるという意味で、決して高く売ろうという意味ではないです。高い品質で高い仕様であるからこそ、それなりの価格ということです。

安く安くというのでは、住み心地がよいとはいえない家、本当に価値があるとはいえない家、愛着の持てない、単なる家。そういう家になるのではないでしょうか。

それは私も安く手に入るものなら、安くしたいものですが、よい家に住もうと思うと、どうしてもそれなりに価格がかかるものです。それを十分にご納得いただけるように価値をお伝えできるようにならねばならないと感じました。