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日本住宅史

古墳時代の住宅

古墳時代、住居中央に炉が存在しました。
それが、側壁をつくって、竃にし、壁際へと移動することになりました。
それは、炊事のしやすさや、排気しやすさを上げようとしたからです。
それが台所のはじまりです。

ゾーニングのはじまり

この竃の登場によって、空間のゾーニングがはじまりました
壁際に竃がつくられたことで、そこから距離のある位置に寝るようになります。
そのため、寝る場所が固定化しだします。

寝る場所の固定化によって、より快適にするために、敷物を敷くようになり、
周囲より少し高くし、板をならべるようになりました。
それが、床へと発展したのです。

このようにして、作業場である「土間」と、
生活や寝食の場である「床」という分離がおこなわれた
のです。

もちろん、土間のない住宅はありました。
それは、支配階級の住宅です。
これらは、土間の存在を別の建物として分離することで、
土間の建物、生活の建物と複数の建物を有することで実現しています。

寝殿造の登場

それから時がたち、1000年-1100年代の平安時代に至ると、
寝殿造という様式が支配階級の住宅の様式となりました。

藤原北家の東三条殿が代表的な住宅です。
この寝殿造の特徴は「可変性」にあります。

寝殿造の住宅は、ひとつの大きな部屋というイメージで、
寝る、着替える、食べる、人と会うといった機能は、屏風や几帳などによる間仕切りで区分されていました。
ちなみに、この当時、トイレも携帯用便器を使用しており、大きな可変性を有していることがわかります。

しかし、いくら可変性が高いとはいえ、日常動作で場所が固定化されがちです。
寝る場所も同じ場所で寝がちですし、着替える場所も固定化していくものです。
その結果、部屋の区切りが明確化していくことになるのです。
これの流れが、書院造へと続く流れです。

時代の要請

1400年代、時代は室町時代。
住宅も変化していくことになります。

寝殿造のとき、「出居」、中門廊の一角が会所に該当していました。
今の感覚では、廊下で客人を迎えるということは失礼な気がしますが、
当時、自宅に身分が高い人がこなかったという事情、もてなすという感覚が薄かったという事情があります。

それが、室町時代へと時がたつにつれ、連歌、茶の湯、文芸など人が集う機会が増え、
さらに武家の作法が主従を示すことを重要視することから、
人と会うのは、それ専用の空間を要求されることとなり、会所が分離することになりました。

加えて、時代の要求が後押ししました。
近世、支配階級の住宅に要求されたのは、身分差の表現です。

つまり、主と従の関係を演出する必要があったのです。
たとえば、天井の高さ、床の高さ、長押の高さというもので、身分差、
そして、権力を視覚化させる必要があったのです。
たとえば、主の床は、従の床よりも少し高いようになっていること挙げられます。

数寄屋造の登場

その後、数寄屋造へと変化します。
数寄屋造は、数寄屋風書院とも呼ばれますが、数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅の様式のことです。

これは、身分の序列や格式を維持する役割を住宅に持たせたため、
格式を重んじる意匠や豪華な装飾を持つ書院造に対して、
軽く洗練された意匠を持つ住宅様式が求められ出来上がったものです。

その軽さは、長押の省略や色調のトーンが特徴的で、
土壁や引手・釘隠しといったこだわり、水墨画を飾ることなどに見られます。

近代の住宅

それから、近代へと時代は変わります。
中・下級武士の住まいは、建物の規模に違いはあれども、
基本的な様式は大名などと同じ書院造で、主人の居間であり客を迎えるための座敷と、
家族の生活の場である奥の部屋や玄関・台所などから構成
されていました。

この中・小規模の武士の住まいは数多く、明治維新以降に新たにうまれた
都市住民の大部分を占めるサラリーマンの住宅の原型
となったのです。

大きな転換点-第二次世界大戦後

その後、住宅も徐々に変化を繰り返していくのですが、大きな転換点は第二次世界大戦といえます。
昭和26年に婦人画報社から出版された「別冊婦人画報モダンリビング」はその象徴です。

かつて、戦前までは、住宅の機能のうちで、最も重要視されたのは、接客でした。
その次に家族や個人があり、家事労働はさらに下に位置していました。

そのような住宅のなかにあった序列を覆し、家族や個人、
家事労働、接客いずれも重要であると示したのが、この「モダンリビング」
なのです。

モダンリビングを象徴するのが、家族の集まるリビングルームが中心ということです。
そして、このリビングルームこそが、戦後日本の住宅を特徴づける空間となるのです。

これ以降、主流となったのは、リビングルームとn個の寝室からなる間取りです。
このような流れが、日本の住宅の歴史です。

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