6社を再生させたプロ経営者が教える〈超実践的〉経営戦略メソッド 山田 修 (著) #184
read ポントデータジャパン(イギリス)、王氏港建日本(香港)、フィリップスライティング(オランダ)、ミードウェストベーコ(アメリカ)の外資4社、日本企業2社で社長を歴任、「企業再生経営者」と評され、下がり続けた売上が3年で3倍200億円にしたり、5億円の経常赤字から半期で黒字化するなどの経験を持つプロ経営者、山田修氏の著書。
ビジネスマンである以上、経営している自社、所属している会社に利益をもたらして当然です。
経営者ならなおさら。
サラリーマンでも給料の2倍は粗利益を生み出さないと、ダメサラリーマンです。
そのためには、会社の売上、利益に貢献せねばなりません。
それには戦略を立てる必要があります。
その戦略を立てるに効果的な方法が、著者オリジナルの方法である「戦略カード」です。
この方法を活用することで、自社にとって
最重要な経営戦略を立てることができ、良い結果が出せるとのこと。
では、その方法とは、どういうものでしょうか?
本書の方法論
詳細は本書をご覧いただくとして、概要はこうです。
一つのカードに、一つの短い文章を書く。
・売上げをしっかり増やす。
・組織を再編成する。
・コミュニケーションのよい企業文化を創る。
たくさん書きます。
次に重要カードを選出。
選出理由の裏書きをします。
カード出しについて、著者は『1人ブレーン・ストーミング』と書いていますが、
頭のなかをすべて書き出していくことで、思考を整理するプロセスといえます。
このカード出し、重要カードの選出、理由の裏書きの一連のプロセスを
繰り返していくことが戦略立案プロセスとのこと。
問題解決のプロセスですね。
下記が戦略を立案するための5つのステップ、10の作業です。
それぞれテーマを変えながら、カード出し、
ブレーン・ストーミングをしていき、問題解決までつなげるように設計されています。
戦略を立案するための5つのステップ、10の作業
ステップ1.目標設定
作業1:「3年目標」のカード出し
作業2:重要目標カードを選定し、理由を裏書き
ステップ2.目標合意
作業3:目標合意
ステップ3.課題の発見
作業4:「課題の洗い出し」と重要課題の認識
作業5:3つの重要課題カードを選定し、理由を裏書き
ステップ4.解決策の策定
作業6:重要課題それぞれに解決策カード出し
作業7:3つの重要課題解決策カードを選定し、理由を裏書き
作業8:重要課題解決策カードに戦術カードを追加
ステップ5.派生問題と対処
作業9:解決策それぞれに対して「派生問題カード」出し
作業10:「最大障害カード」に対して対応策カードを選定
カード出し、思考の整理・アウトプット。
続いて、選定・判断します。
選定理由を書きます。
そして、次のステップに行く。
望む目標から、課題の発見、解決策の策定、派生問題と対処。
これら一連の問題解決プロセスを思考の整理をしながら行うことが
本書の肝であると感じます。
経営は常に問題が複雑にからみあっているもの。
落ち着いて、目標や課題に対して、思考を整理させ、
課題解決へのアプローチをとっていくべきだと感じます。
シンプル、かつ、実践的な経営アプローチ。
今後に活かしていきたいと思います。
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