ビジネス研究

総合メディカル 小山田浩定会長の講演会を聞いてきました

今日は、総合メディカル株式会社 代表取締役会長 小山田 浩定氏の講演会に行ってきました。

講演内容などをざっくりとまとめていきたいと思います。

小山田 浩定氏が総合メディカルを創業して今に至る経緯

宮崎県都城市出身。
お兄さんが薬剤師で、その関係もあって福岡で製薬会社に就職。

ワクチンを扱う営業をし、売れる営業マンに。
「どうすれば、相手が喜ぶか?」を意識していると、売れる営業マンになれたそう。

8-9年いたけれども、充実感がなかったことで、退社。
新しい会社をつくってみるものの、まったく知らないマーケットであったことから、半年で廃業。

31歳、東京本社の病院専門のリース会社に入社。
九州全域をテリトリーとして、ゼロから事業を立ち上げる。

九州全域を統括し、全社の営業部長になるが、
会社が理念、ビジョン、戦略を欠いていることから、つまらないと感じるように。

そういうなかで、その会社が詐欺に合い、資金繰りが困難に。
銀行から新社長が入ってくると同時に、自分も退社することに。

新会社設立。
それが総合メディカルの始まり。

37歳で、社員5名がついてきてのスタート。
これまで働いてきたなかで信頼いただけた医師の方々などを中心に、
色々な人から出資してもらって、2600万円の資本ではじめた。

総合メディカルを経営していく上での方策

大きな意志決定は、第三者、銀行、従業員に傍聴させることや、
同情、コネをアテにしない経営を目指す。

社員には、高い誇りと使命感をもってもらうことを意識
大義をもって仕事をすることの大切さ。

・創業者は、身内を会社に入れないなど、会社を私物化できないようにする仕組み

魅力のある会社かどうかの差
共鳴・共感する哲学があるかどうか。
期待の抱けるビジョンがあるかどうか。
ビジョン達成のための戦略があるかどうか。
そういうことが、魅力のある会社かどうかの差になる。

会社はお客様のために存在している
仕事とは、お客様に尽くすこと。
会社をうまくいかせる方法は、お客様に尽くして、無駄を省くこと。

能力の差は、努力の差
本質的な能力の差はない。

「徳」が大事
「徳」とは、思いやり、察する心、尽くす心、許す心、ゆずる心。
これがあれば、信頼関係ができる。
信頼関係ができれば、人はがんばるし、勤勉に働く。