ビジネス研究

気配りのできる人、できない人

気配りのできる人、できない人

お客様に接する際もそうですが、普段接する店員さん、ビジネスパーソンにたくさん会ってみると、気づくことがあります。それは、気配りのできる人とできない人がいるということです。

気配りのできる人と接すると、特段のストレスもなく、何事もスムーズに事が運ぶように感じます。たとえば、席について、少し経つとお茶を出してくれ、なくなったと気づくと、代わりがでてくるといったことが典型的です。

一方で、気配りのできない人と接すると、多少のストレスを感じるものです。たとえば、席についてもおしぼり、お茶が出ない(出さなければならないものでもないですが、あくまでたとえとして)。たとえば、こちらが急いでいるのに、ゆったりと構えてのんびりしているなどです。

これらの違いはどこから生まれるのでしょうか。それは「相手の立場になって考えているかどうか」だと感じます。

この状況下で、相手の立場になって考えると、おしぼりがほしいだろうな、お茶がほしいだろうな、急いでいるだろうな、と考えるわけです。その考え、予測、仮説に基づいて行動するわけです。

相手の頭のなか、相手と一体となってシミュレーション、仮説、予測することによって、相手がしてもらいたいと望むことを実現できます。それが気配りということでしょう。

私たちは最高のサービスを提供していきたいと考えています。それには、高い気配り力が必要です。まだまだ至らない点が多いかと存じますが、日々、向上する努力をしていきたいです。