先日、15周年パーティに出席させていただいた友人の著書。
著者は、城ノ石ゆかりさん。
彼女は約18年、エステティック業を通して2000人を超えるお客様のダイエットに関わってきたとのこと。
加えて、学生時代に身長152cm、70kg近く。
「太っている自分」がコンプレックスで、25キロの減量に成功。
ただ、そこからリバウンドしてしまったそう。
そのような経験やこれまでの知識から提案するのが、この「コーピングダイエット」。
私が本書を読んで受けた印象ですが、ある意味、ダイエットも感情と密接なつながりがあるのだということが実感と認識を覚えました。
食事(食べること)がストレスへの対処法である
食事(食べること)がストレスへの対処法である、と。
「コーピング」とはストレスをどのように受け止め、どう行動するかという「対処法」。
要はストレスや不安を感じると、つい食べてしまう。
だから、ダイエットがなかなか困難。
コーピング・ダイエットの主眼は、自分の中のストレスや怒りと向き合い、「食べること」ではない別の方法で、それらを解消して、こころも、からだも、バランスのとれた状態にもっていくこと。
「ストレスで食べる」「ストレスが脂肪になる」
たしかに、私自身も思い当たるふしがあります(笑)。
・太りやすい人は、「怒り」を内包しています
感情とダイエットは密接不可分。
対処法としては、感情を認識して、整理して、書き換える。
行動を変えていく、というプロセスです。
おおざっぱに言うと、自分の感情に気づくということが大切なのではないか、と思うのです。
私自身も、ここ数年で太ってしまっています。
「大きくなりましたね」とよく言われます(笑)。
そういうこともあって、ダイエットについて本書を読んで考えると、自分自身の感情と食事の関係について思い当たるふしがあるわけです。
たとえば、1日3食を食べなければならないという先入観だったり、食べることでストレスを解消していたという意味合いもあったのだと思います。
1日3食、食べなくてもいいのだと自分を許せていなかった。
お腹が減っていないのに食べなくてもいいのだと自分を許せていなかった。
そういうことに気づかされます。
感情と食事、ダイエットの観点は「なるほど」という気持ちです。
私自身も、本書を活用してダイエットにつなげてみたいです。