エクステリア

姫路で同業の住宅会社を視察。その後、京都でお庭の視察。参考に。

こんにちは、髪が伸びてしまって、早く髪を切りたい竹内正浩です。なかなか今の長さまで伸ばしていることも少ないのですが、髪を切るタイミングを逃してしまって、現在に至ります。

さて、つい先日、姫路まで同業の住宅会社を視察させていただきました。

同業の住宅会社というと、エリア的に競合しないですので、拝見できる機会をいただけるのですが、先方も仕事をしていますから、おいそれとはなかなか視察させていただく機会はないのです。そのようななかで、東京の勉強会の企画で視察させていただけるという貴重な機会をいただけるのですから「これは!」ということで伺った次第です。

▼エヴァンゲリオン新幹線で移動しました

ということで、福岡-姫路間の移動となるのですが、実はなかなか高いんですね。福岡-大阪間と値段がほとんど変わらない・・・。そういうわけで、色々と模索しましたところ、「バリ得こだま」というパッケージ商品がありまして、新幹線「こだま」号になるので、移動時間が通常2時間程度のところが4時間程度になる代わりに安いという商品です。13,000円くらいの新幹線代がなんと7,100円で済むというなかなかお得なパッケージ商品で片道買いました。

「バリ得こだま」はデメリットが意外にありまして、予約した便を逃してしまうと、振替できません。なので、遅刻すると純粋に損失になってしまうのです。厳しい。なかなか使いどころが難しいパッケージ商品と言えるでしょう。

それで、上記写真のようにエヴァンゲリオン新幹線になりました。このエヴァンゲリオン新幹線はなかなか便がないのです。貴重ですよ。

僕の世代的にもエヴァンゲリオン世代ということもありますが、実は狙ってこのエヴァ新幹線に乗ったわけではございません。純粋に「この便しか間に合う便がなかった」という背景がございます。とはいうものの、エヴァ新幹線は貴重ですから、乗れる機会がありそうだということでうれしかったですね。

姫路の住宅会社を視察

そういうわけで、姫路に着きまして、会の参加者と合流しまして、視察しました。

▼こんなモデルハウスをお持ちです。

姫路エリアではなかなかの規模をお持ちの大きな会社さんで、複数のモデルハウスをお持ちだったので、それらを一通り拝見させていただきました。

モダンテイストの家もあれば、ヨーロッパ的な家もあり、また、和っぽい家もあるという感じで幅広いラインナップでお仕事されていらっしゃいます。お仕事の詳細や実情をお話伺いました。ありがとうございます。

姫路城から京都へ

その日は夜まで懇親会など、お話させていただきまして、色々と大変勉強になった一日でした。

翌日はフリー日という扱いにしまして、観光と視察をしました。
正直、姫路という地にはめったに来ませんので、せっかくの国宝・世界遺産である姫路城を人生で一度は観光しようということで朝一で見学に行きました。

▼姫路城

朝一、というと朝早いイメージですが、実は姫路城の開始時刻が9時なのです。というわけで朝一は9時です。前日は懇親会で午前様でしたので、9時でもなかなかでした。

▼姫路城を歩く

姫路城は大天守までの距離が結構長いですね。通常は2時間以上を見学時間の目安にしているということでしたが、今回は京都に行こうということで、1時間の予定だったのですごい駆け足でした。

大天守までの階段がとっても急で大変でした。高齢者の方はどうするんだろうという急な階段で、すごかったです。

京都で視察

姫路城を見学しまして、ささっと済ませましたから、大体10時すぎになりました。
タクシーだとお金がもったいないので、徒歩で姫路駅まで行きました。
大体15分くらいでしょうか。駅が見えてはいますが、なかなか遠いです。

それで、姫路から京都まで移動しました。
意外だったんですが、関西エリアは結構距離的に近いんですね。
姫路-神戸で1時間弱、姫路-大阪も1時間くらい。近い。
姫路-京都で1時間40分くらい。
お金を使って新幹線だと40分くらいみたいです。

僕は節約マインドで姫路-京都は新快速という普通電車でしたが。
チケットショップで買いまして、1,610円でした。
福岡に住んでいますと、姫路も遠いですし、京都も遠いですが、姫路から京都は意外に近く、1,610円と2時間くらいで行けちゃう距離なんですね。結構、近いなという感覚を持ちました。

それで京都に着いたのが昼過ぎになります。
そこから目的地までが意外に遠いです。

目的地はどこになるのかと申しますと「白沙村荘」という場所です。

地理的には銀閣寺のすぐそばになります。アクセスの方法も、市営バスの銀閣寺道のバス停を下りてすぐということで、京都のバスは混んでますね。結構、大変でした。距離も結構、遠いですね。

白沙村荘」は日本画家である橋本関雪が約10,000平方メートルにおよぶ庭園を半生をかけてつくりあげ、邸宅を記念館として公開した建物になります。

まず、銀閣寺の近くということで、周囲は人がすごい多いわけです。銀閣寺へ続く道や哲学の道はすごく人が多いわけです。それで、銀閣寺に向かうと思いきや、寄ることもなく、この白沙村荘に入ります。

白沙村荘はあまり広く知られていないので、ガラガラでした。

この白沙村荘の何がすごいかというと、個人の邸宅だったということがすごいです。日本画家橋本関雪がこの周囲が田んぼばかりだった大正時代に土地を買って、半生かけて作り上げていったわけですから、すごいいいわけです。

これまで、京都に行ったことはもちろん何度もありまして、桂離宮や修学院離宮、銀閣寺などのメジャーどころは拝見しましたが、まあ、これらは寺社仏閣であって、個人宅ではないわけです。僕たちが手掛けているのは個人宅で、一戸建て住宅なわけですから、内容的にやはり飛躍があります。ただ、規模はすごい大きいわけですが、個人宅ということで、学ぶことがビシバシあるわけです。そういうわけで、京都の滞在時間もあまりありませんでしたけれども、この白沙村荘をじっくり見ました。

▼いい緑です・・・

それで、実際に見てみて評価はどうか?と聞かれますと、「すっごいよかった」と言いたいと思います。

個人の邸宅でこのクラスの庭園はやはりすごい。見習いたい。今、手掛けている「でんさんち」でも、同じようにつくっていきたい。もちろん、面積はまったくもって違いますけれども、同じような気概、志でやっていきたいですね。

▼こんな感じです・・・

苔や緑の具合、木の生えかた、石、アプローチ。さすが日本画家で有名な方が自分の半生をかけて作り上げた庭園だけはあるな、とひしひしと感じます。

▼池もあって、お金かかってます・・・

さすがに池というようなお金のかかる仕様にはできませんけれども、このような庭園のエッセンスを学びまして、自分たちの仕事に活かしていきたいと考えています。

あとの時間は京都をちょいちょいと巡りまして、タイムアップとなりました。そもそも、そんなに時間があるわけではなかったので、じっくり拝見できたのは白沙村荘だけでしたね。

京都駅からは新幹線で博多駅まで、のぞみで帰りました。
2時間半くらいですね。
金曜だったからか、人がすごい多かったです。

そんな視察旅行でした。