でんホームの活動

ALNO(アルノ)キッチンを眺めながら、システムキッチンの正解について考えてみた

キッチンなんて普段使っていないにもかかわらず、お客様の期待に応えるべく、システムキッチンについて徹底研究しました竹内正浩です。

今日はお住まいを建替されるお客様の既存住宅の解体準備ということで、キッチンまわりで私がしておくべき仕事にとりかかっておりました。

解体される既存家屋のキッチンは「ALNO(アルノ)」というブランドのシステムキッチンです。

「ALNO(アルノ)」って何?と思われた方もいらっしゃるかと思うのですけれども、私自身もそうでございました。存じ上げておりませんで、調べたり、聞いたりしたところ、「ドイツ製の輸入された高級システムキッチン」ということでございました。すごい。

アルノキッチンの取り扱い会社リンク

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▲ALNO(アルノ)キッチン

それで、このアルノキッチンを眺めておりましたら、妄想の世界に入りこんでしまいまして、システムキッチンの正解は何だろうか?と思うに至りました。

ここ最近はキッチン研究に没頭しておりまして(他にも仕事してますが)、システムキッチンって何?ベストは何?と考えておりました。

ただ、「色々とキッチンにお詳しいようですが、お料理されるんでしょうか?」と聞かれたとしたら、堂々と「してませんよ(笑)」とお答えしましょう。近い将来には、料理ができるような人物になれたらいいな、と思っております。

私がキッチン研究いたしましたのは、主にシステムキッチンのコストパフォーマンス、レイアウト、コスト原理、相場観、制約条件、構成要素といった比較的論理的で理屈っぽい部分だと思います。「理屈っぽいね」と思われるかと思いますけれども、それも大切なことだと考えております。

もちろん、デザインのような感性の部分(「あっ、きれい」「かわいい」「かっこいい」)も大切です。使い勝手も大切です。

ただ、キッチンに関しましては、使い勝手は結構、人によるものであると感じているのでございます。「その人次第」という側面が多くございます。

一番わかりやすい例としましては「ガス」か「IH」か、という選択です。ある人は料理にこだわってガスだ、と。ある人はお手入れが楽だからIHだ、と。

どちらも正解だと思うのです。
その人だけの答えがあるのです。

「キッチン研究しました。答えはガス(IH)が最高です」とかのたまっておりましたら、それこそ嘘つきのインチキ野郎でございます。

ある人にとってベストなのがガスの場合もあれば、IHの場合もあるのですから。ちなみに中華料理はガスで作りますが、フランス料理はIHで作ることが多いと聞きました。有名な料理店を比べても、答えがそれぞれ違うのであります。

それはデザインも同じです。
スリムなデザインが好きな人もいれば、重厚感のあるデザインが好きな人もいる。どちらも正解なのです。その人次第です。私の決めつけを勝手にしてはいけないと思うのでございます。

そもそも、料理をきっちりと作りこむ人もいれば、パパッと手早く料理する人もいますし、根本的に料理が好きな人とそうでない人もいるわけで、一般的な正解というものは存在しえないように思うのです。

ですから、キッチンの正解というのは「その人にとってベストは何か?」というものであって、万人に共通したただひとつの正解というものはないということです。

そういうわけで、妄想しておりましたが、現実に引き戻しまして、仕事しまして、移動したりしました。

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▲解体に際してのお庭の準備

ファイヤーワールド福岡様の薪ストーブのショールームを建築中で、現場清掃とでんさんの打ち合わせなどなど、ありましたー。

お客様がずっと愛着の持てる住まい、居心地のよい住まいを手に入れられるために、少しでもお役に立てば!