本当の意味での「自由設計」はすべきでない

photo 023

世間では「自由設計」「注文住宅」ということをウリにして宣伝している会社がたくさんあります。

ただ、誤解を恐れずに言えば、『本当の意味での「自由設計」はすべきでない』というのが私の意見です。

なぜでしょうか?

それは「住宅を完全に自由に設計する時間がない」からです。

普通の場合、10冊や20冊の住宅関連書籍を読んだとしても、細かい部分まで決定するほど、選択肢をたくさん知ることは困難です。建築設計のプロが何年、何十年かけて色々な知識を身につけているのに対して、買う側はたかだか100時間未満くらいしか時間がありません。だからこそ、プロなのでしょうが。

たとえば、照明ひとつとってみても、どの位置に配置するかは自由です。

コンセントの位置をどこにすればいいか。
ライトの位置はどこにすればいいか。
どの種類の照明を置けばいいか。

それらは完全に自由設計であれば、買う側が選択・決断せねばなりません。

他にも、たくさんあります。

キッチンにしてもそうです。
造作キッチンにするのか。システムキッチンにするのか。

システムキッチンにするにしても、どのメーカーにするのか。
キッチンハウスか、TOYO Kitchenか、オーダーキッチンか、クリナップか、TOTOか、サンウェーブか。

キッチンメーカーが決まっても、どのタイプにするのか。
I型か、L型、U型か。
ペニンシュラ型か、壁付けか、アイランドか。

キッチンだけではないです。
フローリングにしてもそうです。
浴室についてもそうです。
他に選ぶ必要のある部分はそうです。

このように、住宅を完全な自由設計だと考えると、正直言って、時間がいくらあってもキリがありません。

仕事もしているのであれば、正直、それらの時間を捻出することは不可能に近いです。

では、どうすればいいのでしょうか?

いい意味で、プロに頼るのです。

プロの建築設計士のアドバイスは長年の経験や知識がベースにあります。
それらを活用することをお勧めします。

まったくのゼロからつくるのではなく、自分の希望をプロに伝えた上で、回答を得ます。希望に沿っていなければ、何度も主張する。そうして、出来上がったものは、希望に近いものになっているものです。時間効率もよいです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です