「注文住宅の家づくりをそろそろスタートしようかな」

そう思ったときに気になるのは

  • 「注文住宅って高そう。いくらぐらいかな?」
  • 「家っていくらぐらいかかるの?」
  • 「注文住宅を建てたいけれど、今の相場はいったいいくらなの?」

というようなことではないでしょうか?

数年前とは状況が大きく異なり、ウッドショックやコロナ禍を経て建築費は高騰しています。これから家づくりを始める方が知っておくべき、最新の「普通」の金額と、依頼先ごとの価格ゾーン(全体像)を2026年版として解説します。

1. 注文住宅の「普通」はいくら?(全国平均データ)

まずは、国土交通省のデータを基に、一般的な注文住宅の相場(中央値)を見てみましょう。平均値は一部の豪邸が数字を引き上げてしまうため、より実態に近い「中央値」を参考にすることが重要です。

土地なし(土地購入+新築)の場合

  • 建物本体の建築費(中央値):約2,948万円(約3,000万円)
  • 土地代を含めた総額(中央値):5,030万円

土地から探して家を建てる場合、総額で約5,000万円が現在の「一番のボリュームゾーン」となっています。

建物本体の建築費の中央値は約3000万円となっています。

土地あり(建て替え)の場合

  • 建物本体の建築費(中央値):約 3,900万円

土地を既に持っている(建て替え)場合は、土地代がかからない分、建物にお金をかける傾向があり、中央値は約4,000万円近くになります。

結論

現在の注文住宅の「普通」は、建物本体だけで見ても 3,000万円〜4,000万円 が相場となっています。

2. ハウスメーカーの「普通」はいくら?

大手ハウスメーカー(プレハブメーカー等)で建てる場合、一般的な工務店よりも価格帯は高くなります。住宅生産団体連合会の調査データによると以下の通りです。

  • 平均建築費:約 4,406万円
    国土交通省の全国平均データと比較すると、10%程度高い水準です。
  • 価格高騰の推移:
    2022年度から2024年度の2年間で、建築費は約 12.7% も上昇しており、インフレ率以上のペースで価格が上がっています。

ハウスメーカー施主の平均像:
世帯主40歳、世帯年収約1,128万円、借入額約6,371万円というデータがあり、比較的資金力のある層が主なターゲットとなっています。

3. トップブランド(積水ハウス)の事例に見る「高級化」

業界最大手である積水ハウスの公開データ(IR資料)を見ると、さらなる高価格化が進んでいることがわかります。

  • 1棟あたりの平均単価:
    2025年度(第2四半期)には 5,560万円 に達しています。
  • ターゲットの変化:
    3,000万円未満の住宅は全体の2%程度とほぼ取り扱っていません。一方で、5,000万円以上の「サードレンジ」と呼ばれる高価格帯の割合が急増しており(44%)、高級路線へとシフトしています。

4. 【まとめ】建築費の価格ゾーン全体像(2026年版)

予算感を掴むための目安として、依頼先別の価格帯(建物本体価格)を以下のように分類しました。

依頼先・グレード 建物価格の目安
(税込・諸費用別)
特徴
ローコスト・建売ゾーン 〜3,000万円 統計上の中央値(普通)以下はこのゾーンに含まれます。
一般的な地域工務店 3,000万円 〜 4,500万円 以前の「普通」よりも水準が上がり、この価格帯が工務店の主戦場です。
ハウスメーカー
こだわり注文住宅
4,500万円 〜 5,500万円 大手メーカーや、仕様にこだわった家づくりの目安です。
上位ハウスメーカー 4,500万円 〜 6,500万円 積水ハウスなどのプレミアムな価格帯です。
建築家・設計事務所 7,000万円 〜 1億円超 完全オーダーメイドの豪邸ゾーンです。

※上記は建物のみの費用感です。土地から購入される場合は、これに土地代(全国平均で約2,000万円〜2,600万円程度)や諸費用が加わります。

5. 最後に(注意点)

提示した金額はあくまで「建築費」の目安です。実際にはこれに加えて以下の費用が必要になります。

  • 外構工事費(庭や駐車場)
  • 家具・家電・生活用品
  • 登記費用や住宅ローン手数料などの諸経費

資金計画を立てる際は、これらを含めた総額で考える必要があります。

たとえば、地域工務店で注文住宅を建築しようと考えた場合、大体30坪で3000万円-4000万円程度です。それにオプションがどの程度加わるかにもよりますが、3200万円くらいに収まったとします

これに外構工事、ロールスクリーン・ブラインド、照明、エアコン、家具・生活用品などなど、、、

諸費用というお金がかかってきますので、それをたとえば、500万円と仮定します。この諸費用も細かく話せば長いのですが、ピンキリです。300万円で済む人もいれば、1000万円かかる人もいます。

「家づくりにかかる費用=住宅の建築費用+土地代+諸費用」

以上の式が家づくりにかかる費用の合計額ですから、今回のケースをまとめますと、「3,520万円(3200万円の税込)+土地代+500万円」ということで4020万円+土地代になります。

でんホームの価格帯はどんなもの?

でんホームの価格帯はかなり幅が広く、地域工務店の価格レンジから、こだわり注文住宅の価格レンジ、そして、なんと設計事務所・建築家の価格レンジまで請け負ったことがございます。非常にわかりづらくて申し訳ないです・笑

基本的には「地域工務店~こだわり注文住宅」の地域工務店に属する範囲かと考えています。

でんホームの建築費用の考え方

でんホームで大切と考えているのは、家そのものの基本としての「耐震性」「快適性」です。

それらが満たされた上での「付加価値」

たとえば木製サッシとか、細かいディテールというか、デザイン的に美しくみせる工夫(お金かかります)をするかどうか、また、素材を自然素材にするのかどうか、たとえば、天然石を貼るのか、タイルを貼るのか。ユニットバスにするか、造作浴室にするか。

そういうところは究極的にはお客様の価値観からの自己満足かと思いますので、それは予算次第というイメージです。基本性能のところ以外は、満足感はその方の価値観次第でまったく違いますから、ご自由にいただいております。

注文住宅はいくらが普通?建築費の相場を全部出します【2026年版】